以前から右目に違和感を感じていました。
痛みとかではなく、重みというか疲れというか…
でも眼鏡の度があってないとか、眼鏡の鼻パッドの当たりが悪いからとか
そんな思い込みで慎重には考えてませんでした。
ある日、二枚の葉っぱの某匿名画像掲示板にてたまたま
「ネットで出来る緑内障の自己チェック」サイトのURLが貼られているのを見つけ
なんとなく自分も検査してみました。以下のサイトです。
ここでは主に三つの検査がありまして、すべて「視野の欠損」をチェックするものです。
結果、自分の右目の上半分にところどころ視野が欠けていることが認識できました。
…ぁぁ＼(´Α｀)／
ここで自分の場合の視野欠損について申しますと、
目のところどころに黒い影もしくは白いモヤなどがあって視野が塞がれている…
ではなく、ところどころが「透明」なのです。
透明？というのは表現が不正確かもしれませんが、例えば
右目だけ開けて目の前に指をゆっくりスーッと通しますと
視野が欠けていると思われるところで指が消えてなくなるのです。
もっと言えば風景に溶けてしまう…そんな感じでしょうか？
脳は視野の欠損があった場合、周りの見えている箇所の情報を元に
自動的に視野欠損部を補完してしまうらしいのです。
なので実際は何も見えてない部分があっても、周りの風景情報から自動補完され
なんとなく何かが見えているように脳には感じられてしまうらしいのですね。
でも指の周りに指は映ってないわけで、指以外の風景情報がそこに補完され
指が消えたように見えている…そんな感じでしょうか。
なので日常生活では例え右目だけで見てても大変気が付きにくかったワケでして…
（でも過去に右目だけで漫画など見た際に、ところどころボヤけて見える現象は
察知していました。その時も疲れ目によるカスミとかと思って気にしなくて…）
で、やはり心配になって先日眼医者に行ってきました。
名古屋では有名な矢場町の眼科杉田病院というところです。
初診でしたので視力や眼圧などひと通り目の検査を行い、最後の辺で視野検査も行いました。
視野検査は片目ずつ行い、中心点をずっと見つつ周りにランダムに表示される光点が
見えたらスイッチを押すという簡単なもの（というか光点が薄くて分かりづらかった…）
視野検査の結果は目を表す丸い図の中に、視野が感知されなかった部分が黒く
マーキングされます。自分の場合は、左目は盲点の部分のみ黒でしたが
（これは正常、盲点は誰にでもあります。詳細はググ）
右目はやはり上半分がかなりの範囲で真っ黒でした…
お医者の先生曰く
「緑内障というのは実は未だ未知の病気で原因も治療方法も確立していない。
統計的には眼圧の高い人が発症率が高いようです。でもあなたの場合
眼圧は正常値範囲ですので眼圧はそれほど関わってないかもしれません。
喫煙者にも発症者が多いですが、あなたは煙草を吸ってないとのことなのでこれも無関係かと。」
神よ、では何が原因でわたしは緑内障に…オ○ニーのし過ぎでしょうか！？（´Д｀;）
更に先生曰く…
「緑内障で欠けた視野は現在のところ元に戻す術はありません。
視野欠損がこれ以上広がらないように進行を遅らせる処置しかありません。」
（；^ω^）………治ら…ない？
で、過去の例からも眼圧を下げれば視野欠損の進行を遅らせられるケースが多かったそうで
「キサラタン」という眼圧を下げる目薬を処方されました。
眼圧を下げる薬の中では一番強い薬らしいのですが、副作用として
皮膚の色素沈着やまつげの多毛化があるそうで…つまり
目の周りが黒いパンダ目になったり、まつ毛ボーボーになる可能性があるってことです。
今後毎日一滴この目薬をさしていかなければなりません。一生…
それでも視野欠損の広がりが食い止められるかどうかはわかりません。
最悪「独眼竜は伊達じゃねえ！」とばかりに竜の右目を探すことになるやも…
とかボケてる場合じゃなく～っ ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) ｽﾊﾟｰﾝ
とりあえず次の診察は二ヶ月後、その時また何かわかるかもしれません。
あと緑内障以外は特に何も言われませんでした。眼底写真とかも撮られましたが
物理的におかしいところとかはなかったようで…左目真ん中に黒い点の飛蚊症があるので
網膜剥離とかも…((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙなんてしてたのですが、そっちは大丈夫だったみたい。
ちなみに今回の治療費は5000円ちょっとでした。半日かけて目のいろんな検査したけど
思ったよりかからなかったかな？みたいな(^_^;
ということで、緑内障は…まぁ早期発見が唯一なので
ちょっとでも心当たりある方は上に貼ったチェックサイトで事前チェックしつつ
心配なら眼医者にかけこみましょう。
ちなみに目の検査で痛いものはいっさいありませんでしたよ。
眩しいのはいくつかありましたが(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
お絵かきに関しては今のところ普通に描けていると思います。
漫画家で緑内障の方といえば一条ゆかり先生が有名ですね。
ゆかり先生も自分と同じく右目に緑内障を患っているそうですが
第一線でバリバリ活躍していますので心強いです(*´v｀*)/
ま、自分の場合は今までダラダラした人生送ってきたのでバチが当たったんだと思いますです。
反省…ヾ(_ _。)